編集者(文藝春秋)の黒岩里奈(通称:りなくろ)さんは、桜蔭中学校・高等学校を卒業後、東京大学文学部を修了しています。
チームみらいとして政界に進出した安野貴博さんの妻として注目されています。
この記事では、黒岩里奈さんの学歴や経歴、エピソードについてご紹介します。
黒岩里奈の学歴まとめ
黒岩里奈さんの学歴は、桜蔭中学校・高等学校を卒業後、東京大学文学部を修了しています。
中学校:桜蔭中学校・高等学校
高校 :桜蔭中学校・高等学校
大学 :東京大学文学部
黒岩里奈の大学は東京大学文学部
黒岩里奈さんの出身大学は、東京大学文学部です。
東京大学文学部は「人文学科」1学科制で、27の専修課程に分かれる日本最高峰の人文系学部です。
偏差値 :67.5~72.5
所在地 :東京都文京区本郷7丁目3-1
学校種別:国立
東京大学文学部出身の有名人
東京大学文学部出身の有名人は以下のようになります。
・中村信博(アナウンサー)
・三浦奈保子(タレント)
・高田万由子(タレント)
・香川照之(俳優)など
ノーベル賞作家の講演に感銘を受ける
黒岩さんは、文学部で入学しましたが、工学部都市工学科に進学し、その後また文学部に転部しています。
これは、ノーベル文学賞作家のバルガス=リョサの講演に感銘を受けたためだということ。
講演に感動し泣きながら先生のところに行き、文学部への転部をお願いしたそうです。

文学への情熱が増し、大学を5年かけて卒業しています。
安野貴博との出会い
大学1年生の頃から、安野さんが開発した授業可視化システムの恩恵を受けていたため、安野さんの存在を知っていたようです。
大学3年生の授業で「極端な人にインタビューする」という課題がありました。
そこで、安野さんが“マインスイーパー世界一”だった黒岩さんに取材しています。
1980年に発明された1人用のコンピューターゲーム。
ゲームの目的は、地雷原から地雷を取り除くこと。
そこから距離が縮まって、大学卒業後に結婚へとつながっていきます。
黒岩里奈の高校は桜蔭高等学校
黒岩里奈さんの出身高校は、桜蔭高等学校です。
桜蔭高等学校は、東京都文京区にある私立の中高一貫女子校で、学力・進学実績ともに全国トップクラスの名門校です。
偏差値 :71
所在地 :東京都文京区本郷1丁目5-25
学校種別:私立(女子校)
桜蔭高等学校出身の有名人
桜蔭高等学校出身の有名人は以下のようになります。
・小林さやか(政治家)
・楠城華子(女優)
・菊川怜(タレント)
・土井香苗(弁護士)
・豊田真由子(政治家)
・山田美樹(政治家)
・猪口邦子(政治家)など
多くの卒業生の皆さんが、東京大学に進学していました。
マインスイーパーの世界1になる
中学校から始めたマインスイーパーを高校でも続けていました。
早く爆弾のないマスを選びクリアする必要があったため、1人でヤマダ電機とかに行って、「試打をさせてほしい」とお願いしていたそうです。
お店の人も驚いて店長を呼び、店長に見守られながら、試打をしていたということ。
その結果、最速タイムを出しマインスイーパー世界1となったそうです。
英語劇部に所属し授業中も台本をみる
黒岩さんは、英語劇部に所属して夢中になっていました。
授業中もひたすら台本を見ていたり、あるいは漫画本を読んでいたそうです。
英語劇部は、体育会系で、毎日腹筋・背筋をして、ランニングして、階段昇降もしていたということ。
こうして英語劇部に夢中になっていたせいか、高校時代は成績があまりよくなかったようです
『ドラゴン桜』を読んで東大合格?
黒岩さんは高校3年生の時に、これではまずいと感じました。
自分のレベルがどのくらいなのか調べたところ、中1程度の英語も何一つ分かっていない状態だったそうです。
それで、2チャンネルで自分に合う参考書を探し出して、必死に勉強を始めました。
また『ドラゴン桜』という本も参考になったそうです。
ドラゴン桜は、勉強の仕方も書いてあるため、かなり役に立ったようです。
夫である安野貴博さんもまた、『ドラゴン桜』を読んでいたということ。
「2チャンネルとドラゴン桜のおかげで受かった(東京大学)」と語っていました。
黒岩里奈の中学校は桜蔭中学校
黒岩さんは、桜蔭中学校に首席で合格しています。
中学時代に、後に世界1となる、ゲームの「マインスイーパー」を始めています。
最初は暇つぶしで始めてだんだん早くなっていたそうです。
『デセプション・ポイント』という小説が好きで、中学の卒論を大統領選にしています。
そのために関連本を読み漁ったということです。
黒岩里奈の小学校
黒岩里奈さんの出身小学校は、公表されていません。
東京都内の公立の小学校に通っていたのではないでしょうか。
黒岩さんは、運動は苦手でしたが、勉強はよく出来る子供でした。
口が達者だったため、授業中もずっとしゃべり続けていたり、歩き続ける多動といわれる特性のある子供だったようです。
「だらしない子」すぎて長年悩んでいた
小さい時から、「だらしない子」すぎて長年真剣に悩んでいた。ということ。
小さい時から「だらしない子」すぎて長年真剣に悩んでいた(もちろん病院にも行った)。
結婚した時、安野が「ニューロダイバーシティ」という考え方を教えてくれて、
それは脳や神経の特性だから、シンプルに対応を一緒に考えよう、便利グッズは色々あるよと言ってくれたことは今でも感謝している。— りなくろ(黒岩里奈) (@rinakuro) July 7, 2025
具体的には、朝起きて学校に行けない。
学校のプリントはすべてなくす。
忘れ物は多く、ランドセルをしょっていくのも忘れる。
「親は悩んでいたと思います。」と語っていました。
こんな状態だったため、小学校の先生とは合わなかったということです。
黒岩さんは、ADHDの傾向があるようです。
Neuro(脳・神経)」+「Diversity(多様性)」の造語で、日本語では「神経多様性」「脳の多様性」と訳されます。
1990年代にオーストラリアの社会学者ジュディ・シンガー氏が提唱。
発達障害(自閉スペクトラム症、ADHD、LDなど)を「多様性」として尊重し、社会で活かしていこうという考え方。
夫である安野さんの「シンプルに対応を一緒に考えよう、便利グッズは色々あるよ」という言葉に優しさを感じます。
SAPIXに通い成績優秀者に
黒岩さんは、小学校の高学年から、SAPIXという塾に通い始めました。
その頃、お父さんが入院していて、お母さんが看病のために病院に通っていました。
そのため、塾で過ごす時間が長く、先生に教えてもらう機会も多かったそうです。
そのSAPIXという塾は黒岩さんには合っていたため、成績も良かったということです。
後に安野さんと結婚する際、両家の顔合わせの場面で安野さんのお母さんが「SAPIXの成績優秀者名簿」を見せてくれたそうです。
「ほら、里奈さんと息子が並んでいるわよ」と。
そこには、当時の黒岩さんと安野さんが並んで載っていました。
この件について、黒岩さんは、「これは引くほど気持ちが悪い」と語っていました。
黒岩里奈の経歴やプロフィール
黒岩里奈さんの経歴やプロフィールを見てみましょう。
生年月日:1990年9月22日
年齢 :35歳(2025年10月現在)
出身地 :東京都
身長 :不明
体重 :不明
血液型 :不明
職業 :編集者(文藝春秋所属)
黒岩さんのお父さんは会社員で、お母さんは自営業。
ご両親は東大卒ということもないそうです。
大学を卒業後に、KADOKAWAに入社。
2014年、24歳の時に、安野貴博さんと結婚。
プロポーズは、企画書スタイルでした。
結婚生活をKPI(重要業績評価指標)で管理するというユニークな発想も、大学時代の知的な交流から生まれています。
黒岩さんによると、安野さんは「性格めっちゃいいな」と感じたということです。
安野さんを悪くいう人は1人もいないこと。
安野さんも人の悪口を言うことがないこと。
最初は、不思議な人だと思っていましたが、次第に安野さんの人柄に惹かれていったようです。
現在は夫婦別姓を選択していて、仕事では「黒岩」、戸籍上は「安野」と使い分けているそうです。
他にも次のように理由があるようです。
結婚して2年が経つものの戸籍保険証以外ほぼ旧姓を通していると政治的立場の問題と見做されることが多いけれど、ただ単に事務手続きが上手にできないだけなんだ…(カード作った時の電話番号は機能しておらず住所も名前も変更され実印がわからなくなり免許証も持っていないとなかなか詰む
— りなくろ(黒岩里奈) (@rinakuro) November 5, 2017
安野さんは、婚約した翌日に会社を退職したそうです。
「漫才コンビ組んでM-1出るわ」と宣言したとか。
両家顔合わせのときには、Tシャツとサンダル姿で現れたそうです。
「お仕事は?」と聞かれ、安野さんは、「無職と芸人の狭間です。」と答えたそうです。
黒岩さんのご両親はそれを聞いて「まあまあ、それくらいで良かったわ」といった感じで。
安野さんのご両親が「うちの息子がすみません」というと、黒岩さんのご両親も「いえいえ、家の娘がすみません」といい、終始なごやかな雰囲気だったということです。
安野貴博さんに関する記事については、こちらをご覧ください。
安野貴博(あんのたかひろ)さんは、東京都文京区出身で、小学生の頃からプログラミングを始め、東京大学工学部在学中には、AI分野で有名な松尾豊研究室に所属していました。 現在はAIエンジニア、起業家、SF作家、政治家として活躍しています[…]
2020年に、文藝春秋に転職。
対談で「年収は1000万円以上?」と聞かれ、「そんなにもらってないです。」と答えていました。
2025年7月、参議院選挙の比例代表区で「チームみらい」の安野貴博さんが当選。
選挙カーで演説を行った黒岩里奈さんのスピーチが、とても上手だと評判になっていたようです。
黒岩里奈の学歴に関するSNSの声
黒岩里奈さんの学歴に関するSNSの声を紹介します。
東京大学文学部を卒業し、文藝春秋の編集者として活動するだけでなく、夫の安野貴博さん率いる「チームみらい」を支えるパートナーとしても活躍が目立っています。
安野貴博さんの妻の黒岩里奈さんに注目が集まりそうです。


