俳優の松谷鷹也さんは、神奈川県出身で、学校法人松韻学園福島高等学校を卒業後、常磐大学に進学しています。
東日本大震災や肩の負傷で野球を断念していましたが、映画「栄光のバックホーム」で野球選手（横田慎太郎さん）役に抜擢され、再び野球を始めています。
この記事では、松谷鷹也さんの学歴や経歴、エピソードについてご紹介します。
松谷鷹也の学歴まとめ
松谷鷹也さんの学歴は、学校法人松韻学園福島高等学校を卒業後、常磐大学に進学しています。
中学校：不明（神奈川県内の中学校）
高校 ：学校法人松韻学園福島高等学校
大学 ：常磐大学（中退）
松谷鷹也の小学校
松谷鷹也さんの出身小学校は、公表されていません。
出身地の神奈川県の小学校を卒業していると思われます。
松谷さんは、元野球選手だった父親と4歳上のお兄さんに憧れて、小学2年生で野球を始めました。
松谷鷹也の中学校
松谷鷹也さんの出身中学校は、公表されていません。
出身地の神奈川県の中学校を卒業していると思われます。
中学校で硬式野球をしていた
松谷さんは、中学生で硬式野球をしていました。
野球の強豪校の福島高校の藤森孝広監督に誘われて、福島高校への進学を決意しています。
松谷鷹也の高校は学校法人松韻学園福島高等学校
松谷鷹也さんの出身高校は、学校法人松韻学園福島高等学校です。
学校法人松韻学園福島高等学校は、福島県福島市にある私立高等学校で、硬式野球部が活動しています。
野球部は福島県の大会に出場し、全国高等学校野球選手権福島大会でベスト4に入るなど実績があります。
また、プロ野球選手も輩出していることから、野球の強豪校として知られています。
偏差値 ：43～57
所在地 ：福島県福島市御山町9-1
学校種別：私立
学校法人松韻学園福島高等学校出身の有名人
学校法人松韻学園福島高等学校出身の有名人は以下のようになります。
・辻垣高良（野球選手）
・佐原奈生子（ハンドボール選手）
・鈴木沙弥香（ハンドボール選手）
・陣野原涼（ラグビー選手）
・井上裕治（ミュージシャン）など
甲子園を目指して練習
松谷さんは、野球の強豪校で硬式野球部のある福島高校に進学しています。
身長180センチを超える長身の左腕エースとして、甲子園を目指していました。
高校2年生の夏には涙の降板を経験し、「来年こそは甲子園へ」と誓ったそうです。
2010年秋には東北大会まで進み、大谷翔平選手と対戦したこともあるそうです。
練習漬けの毎日を送っていました。
東日本大震災で部員が散り散りに
ところが、3年生になる前の2011年3月11日、東日本大震災が起きました。
東日本大地震から10年。
福島市内の高校に通っていた僕は、授業中でした。
想像を絶する様な揺れに、頭の中では大丈夫と思っていても、身体の震えは止まりませんでした。
今もまだ震災の影響を受けている人がいらっしゃいます。
役者という仕事をさせて頂いてる自分が出来る事は発信すること。 pic.x.com/gQjv6aQd6r
— 松谷鷹也👾 (@Life1203My) March 11, 2021
しばらくは練習もできずボランティアに励んでいました。
寮近くのお年寄り宅のがれきを片付けると、「ありがとう」と謝礼と食べ物をもらったそうです。
「見知らぬ自分になぜ、手に入るか分からない食料をくれるんだろう」。
3月11日が来るたびに思い出すそうです。
野球部には県外出身者が多く、原発事故の影響を考慮して一時、部員たちは散り散りになってしまいました。
その年の春季大会は中止され、夏の福島大会も8強で敗れました。
「人生を懸けて福島に来た」だけに悔しかったそうです。
松谷鷹也の大学は常磐大学
松谷鷹也さんは、常磐大学に進学しています。
常磐大学の特徴は、建学の精神である「実学を重んじ真摯な態度を身につけた人間を育てる」に基づき、「自立・創造・真摯」を教育理念としています。
所在地 ：茨城県水戸市見和1丁目430-1
学校種別：私立
常磐大学出身の有名人
常磐大学出身の有名人は以下のようになります。
・久保田智之（プロ野球選手）
・小野寺力（プロ野球選手）
・進藤実（プロ野球選手）
・大原慎司（プロ野球選手）
・矢貫俊之（プロ野球選手）
・渡辺梨加（タレント）など
肩を痛めて野球を断念し大学を中退
松谷さんは、常磐大学に進学しましたが、半年で肩を痛め野球が出来なくなってしまいました。
回復するとは思えず、心が折れてしまったそうです。
最終的に大学を中退し、実家に引きこもってしまいました。
松谷鷹也の経歴やプロフィール
松谷鷹也さんの経歴やプロフィールを見てみましょう。
生年月日：1994年1月22日
年齢 ：31歳（2025年10月現在）
出身地 ：神奈川県
身長 ：184cm
体重 ：74kg
血液型 ：不明
兄弟 ：兄（4歳上）
職業 ：俳優
事務所 ：劇団 mosaique-Tokyo
趣味・特技：野球
父親は元プロ野球選手の松谷竜二郎氏
父親は元プロ野球選手（巨人軍）の松谷竜二郎さんです。
1997年に引退後、建設業界に転職。
現在は、スチールエンジ株式会社（年商160億、社員約150人）の代表取締役社長です。
映画「栄光のバックホーム」で野球選手役に抜擢
松谷鷹也さんは、大学を中退し引きこもっていましたが、お兄さんに救われています。
お兄さんに勧められた「仮面ライダーカブト」がきっかけとなりました。
ヒーローの姿に「役者も誰かの背中を押せる」と俳優業に引かれていきます。
長身を生かしてモデルを始め、運送や引っ越しの仕事をしながら夢を追い続けていました。
2017年、映画「HIGH&LOW」シリーズに出演。
2022年、映画「掟の門」「続・掟の門」出演。
2025年、映画「栄光のバックホーム」で主演・横田慎太郎役を熱演！
この映画は、元阪神タイガース・横田慎太郎選手の 人生を描いたヒューマンドラマです。
・元阪神タイガース所属。
・父親は元プロ野球選手の横田真之。
・21歳で脳腫瘍を発症し、闘病の末に復帰を目指しました。
引退試合となった2019年9月の2軍戦で、見事なバックホームを投じました。
この後、引退セレモニーを行っています。
・2023年7月18日、脳腫瘍のため神戸市内の病院で死去。
松谷さんは、野球選手役をつかみたい一心で10年ぶりにグラブを握っています。
映画の主役が決定すると、広島県福山市の硬式社会人チームに参加。
筋力トレーニングや食生活改善に励み、体重を20キロ増やしています。
映画出演にあたり、横田さんとの交流（4年間）もあったようです。
その後、映画の公開前に（2023年7月18日）横田さんは亡くなってしまいました。
松谷さんは、東日本大震災や肩の負傷により、野球を断念していましたが、今回の映画の出演により再び野球をすることになりました。
この横田さん役を演じることは、松谷さんにとっても運命的な出来事のように感じます。
舞台挨拶で主演の松谷鷹也さんは、「横田慎太郎選手に何度も会って色々な話を聞いて役を作っていった」と涙ぐみながら話していたようです。
松谷鷹也の学歴に関するSNSの声
松谷鷹也さんの学歴に関するSNSの声を紹介します。
松谷さん自身もSNSで「福島での3年間が支えになっている」と語っています。
ファンからは「その言葉に勇気をもらった」「震災を経験した人の言葉は重みがある」という声もあるようです。
多くのつらい経験や横田さんとの思い出を胸に、松谷鷹也さんはきっと素晴らしい俳優になると思います。