『キングダム』の作者として知られる漫画家・原泰久さん。壮大な世界観と緻密な人間描写で多くの読者を魅了していますが、その背景にはどのような学歴や経歴があるのでしょうか。
原さんは佐賀県の進学校・東明館高等学校を卒業後、デザインの名門として知られた九州芸術工科大学へ進学。
さらに大学院を修了し、社会人としてSE(システムエンジニア)として3年間勤務したという異色のキャリアを持っています。
この記事では、原泰久さんの 学歴・大学時代のエピソード・SE時代の経験・漫画家としての転機 をわかりやすくまとめて紹介します。
原泰久の学歴まとめ
原泰久さんの学歴は、東明館高等学校を卒業後、九州芸術工科大学画像設計学科を修了しています。
小学校から大学までをまとめると、以下のようになります。
中学校:不明
高校 :東明館高等学校
大学 :九州芸術工科大学
大学院:九州芸術工科大学
原泰久の大学院は九州芸術工科大学
原さんは、九州芸術工科大学の大学院修士課程情報伝達専攻を修了しています。
大学の画像設計学科を卒業した原泰久さんは、漫画家を目指してそのまま大学院へ進学しました。
大学・大学院で培った理系的な思考力や、画像処理・情報伝達に関する専門知識は、後の『キングダム』に見られる緻密な作画や、情報の流れを意識したストーリー構築に大きく活かされています。
しかし在学中にプロデビューには至らず、いったん就職の道を選ぶことになります。
原泰久の大学は九州芸術工科大学画像設計学科
原泰久さんの出身大学は、九州芸術工科大学画像設計学科です。
九州芸術工科大学画像設計学科の特徴・偏差値
九州芸術工科大学(現・九州大学芸術工学部)は2003年に九州大学に統合されましたが、画像設計学科はその歴史的な特徴を今も引き継いでいます。
偏差値 :55〜60
所在地 :福岡県福岡市南区塩原4-9-1
学校種別:国立
九州芸術工科大学出身の有名人は以下のようになります。
・中原龍太郎(DJ)
・香月千鶴(プロヂューサー)
・原泰久(漫画家)
・豊田泰久(音響設計家)など
大学3年生で漫画家を志す
原さんは大学3年生で就職活動が始まった頃、次第に「漫画家になりたい」という思いを強く意識するようになりました。
もともとは映画監督を目指して大学へ進学しましたが、当時は映像の仕事だけで生活するのが難しい時代だと知り、進路に迷いが生じます。
一方で、漫画なら監督・脚本・作画・演出といった表現のすべてを一人で手がけられることに魅力を感じ、漫画家を志す決心を固めました。
その後、1997年の第36回ちばてつや賞(ヤング部門)で、初めて描いた作品『上田君の進化論』が期待賞を受賞。
これが原さんにとって最初の大きな評価となりました。
原泰久の高校は東明館高等学校
原泰久さんの出身高校は、東明館高等学校です。
東明館高等学校の特徴・偏差値
東明館高等学校は、佐賀県基山町にある私立中高一貫校で、生徒のwell-beingを重視した先進的な教育を提供しています。
偏差値 :63
所在地 :佐賀県三養基郡基山町宮浦683
学校種別:私立(共学)
東明館高等学校出身の有名人は以下のようになります。
・桑原海人(プロサッカー選手)
・山田稔明(シンガソングライター)
・原泰久(漫画家)など
高校時代のエピソード
高校時代の原さんは、修学旅行で長崎の平和記念公園を訪れたり、学校行事として基山登山を定期的に経験したりと、地域に根ざした学校生活を送っていました。
性格は「真面目すぎず、どこか適当」と自身で振り返っており、当時は将来の進路について深く考えていなかったと語っています。
一方で、映画監督を目指すほど映像表現に強い興味を持ち、美術も得意科目だったことから、この頃に創作意欲が芽生え始めました。
母校への愛着が強い
卒業後も母校への愛着は強く、東明館高校が甲子園に初出場した際(2021年・2024年)にはTwitterで熱く応援。「おめでとうー!!!」と喜びを爆発させています。
サイン会やイベントでは後輩たちと交流するなど、地元校を大切にする姿勢が印象的です。
母校東明館が甲子園初出場決めました!!😭
おめでとうー!!!— 原泰久 (@HaraYassa) July 25, 2021
原泰久の中学校は基山町立基山中学校
原泰久さんの出身中学校は、基山町立基山中学校です。
基山町立基山中学校の特徴・偏差値
基山町立基山中学校は、プール、テニスコート、体育館を備え、2023年からジェンダーレス制服(24パターン選択可能)を導入。多様な個性を尊重する先進的な校風です。
所在地:佐賀県三養基郡基山町宮浦941
修学旅行先で歴史に興味がわく
修学旅行では南九州を一周し、歴史に触れる機会が多かったこともあり、この頃から司馬遼太郎の作品にハマり始めたといいます。
さらに、中学生の頃に母から勧められた『十八史略』をきっかけに中国古典への興味が芽生え、大河ドラマ『独眼竜政宗』や漫画『赤龍王』にも没頭。
こうした体験が重なり、原さんの歴史への造詣はどんどん深まっていきました。
原泰久の小学校は基山町立基山小学校
原泰久さんの出身小学校は、基山町立基山小学校です。
基山(ふざん)小学校の特徴・偏差値

基山町立基山小学校は、1874年創立の伝統校で、2009年に地元木材を活用した新校舎(鉄筋コンクリート2階建て)が完成。
令和7年度現在、全校児童784名、普通学級23クラス、特別支援学級15クラス、通級指導教室2クラスと大規模校です。
所在地:佐賀県三養基郡基山町宮浦41
原さんが小学校で好きだった授業は、体育と図工でした。
基山(ふざん)によく登っていた
自宅が基山のふもとにあったため、よく登っていたそうです。
基山ってパワースポットなんだよね。特に山頂にある「たまたま石」。ただ、毎日行けばいいってもんじゃなくて…でも「当たり日」に行くと、そのあと必ず良いことがある。
学校行事としても、基山登山を定期的に行っているようで、地元では有名な場所となっているようです。
幼稚園は、見真幼稚園に通っていました。
原泰久のプロフィール
原泰久さんのプロフィールを見てみましょう。
生年月日:1975年6月9日
年齢 :50歳(2026年3月現在)
出身地 :佐賀県三養基郡基山町
血液型 :A型
職業 :漫画家
2020年3月に結婚していましたが、現在は離婚されています。
元妻との間には3人のお子さんがいます。
また、2013年7月15日には、佐賀県基山町の「基山町ふるさと大使」第1号に任命されました。
同じく基山町出身のお笑いコンビ「どぶろっく」の2人も、地元の盛り上げ役として知られています。
原泰久さんの経歴
システムエンジニアとして入社
2000年、原泰久さんは富士通九州システムエンジニアリングにシステムエンジニアとして入社しました。
プログラマーとして社会人生活をスタートさせたこの経験こそが、のちの代表作『キングダム』の原点になったと語っています。
入社後は仕事がとてもおもしろく、日々多くの学びと成長を得られたそうです。
原さん自身も「この経験があったからこそキングダムを描けた」と断言しています。
しかし、ある日先輩プログラマーが退職し、原さん1人でプログラムを担当することに。
業務量が一気に増えたことでミスが発生し、会社に大きな損失を与えてしまいました。
ところが会議の場で上司は原さんを責めるのではなく、重役に対して怒りを向け、原さんを守ってくれたといいます。
この出来事は、組織の在り方やリーダーの姿勢を深く考えるきっかけとなり、現在の作品づくりにも影響しているようです。
その後、原さんは3年間勤務し、27歳で会社を退職しました。
漫画家としての経歴
1997年:第36回ちばてつや賞ヤング部門にて「上田君の退化論」が期待賞を受賞。
1999年:第40回ちばてつや賞ヤング部門にて「於兎松」が準大賞。
2019年4月19日、実写版映画「キングダム」の公開。
現在、『週間ヤングジャンプ』で『キングダム』を連載中。
2026年7月17日(金):映画『キングダム 魂の決戦』新章開幕!
今日は木曜日、ヤンジャン発売日です。
— 原泰久 (@HaraYassa) March 12, 2026
キングダム宜しくお願いします。
そして!
映画キングダムが帰ってきました!
映像解禁です! https://t.co/0JRlLRPXPi
原泰久の学歴や経歴に関するSNSの声
原泰久さんの学歴や経歴について、SNSでは次のような声が寄せられています。
- キングダムの作者って芸工大出身なの納得
- 芸工大→大学院→SE→漫画家ってキャリア面白すぎる
- 東明館→芸工大ってめちゃくちゃ堅実な進路
- 基山町からキングダム作者が出てるの誇らしい
- SE経験がキングダムの組織論に反映されてるの面白い
原泰久さんがシステムエンジニアとして働いていたことに驚く声も多く、漫画家としての緻密な描写や組織の動きがリアルなのは、この経験が活きているのかもしれませんね。
映画『キングダム』の続編も控えており、原さんの歩んできた道のりを知ると、作品への期待がますます高まります。
