一年を通じて開催されるお笑い賞レースは、芸人たちの実力と個性が際立つ場です。
若手の登竜門となる大会からベテランによる挑戦まで、笑いの頂点を目指した熱戦が全国各地で繰り広げられます。
本記事では、主な賞レースの年間スケジュールや出場資格、特徴、について簡単にまとめています。
また賞レースの結果も合わせてご覧ください。
お笑い賞レース一覧2025
お笑い賞レース(2025年)の一覧です。(他にもたくさん開催されています)
新たなお笑い賞レース「アサヒビール スマドリ ダブルインパクト 漫才&コント 二刀流 No.1 決定戦 2025 」が7月21日に開催されます。
決勝戦開催日 | 賞レースの名称 |
3月2日(日) | ytv漫才新人賞 |
3月8日(土) | R-1グランプリ |
5月17日(土) | THE SECOND ~漫才トーナメント~ |
6月22日(日) | UNDER5 AWARD |
6月28日(土) | ツギクル芸人グランプリ |
6月29日(日) | ABCお笑いグランプリ |
7月21日(月) | ダブルインパクト 漫才&コント 二刀流 No.1 決定戦 2025 |
10月12日 | キングオブコント |
12月 | 女芸人No.1決定戦 THE W |
12月 | M-1グランプリ |
決勝戦開催日が決定したものから日付が入ります。
ytv漫才新人賞
ytv漫才新人賞(出場資格・特徴)
読売テレビ主催のお笑い賞レース。
開催年 :2012年
優勝賞金:100万円
主な出場資格・特徴
歴代優勝者(2020年以降)
2024年:空前メテオ(吉本興業)
2023年:ダブルヒガシ(吉本興業)
2022年:カベポスター(吉本興業)
2021年:隣人(吉本興業)
2020年:ビスケットブラザーズ(吉本興業)
ytv漫才新人賞(ファイナリスト・結果)
2025年の優勝は、フースーヤです!
ファイナリスト7組と、最終結果です。
・2位:翠星チークダンス(吉本興業)
・3位:タチマチ(吉本興業)
・4位:ぐろう(吉本興業)
・5位:マーメイド(吉本興業)
・6位:オーパスツー(松竹芸能)。
・7位:マーティ(吉本興業)
詳細については公式サイトをご覧ください。
R-1グランプリ
R-1グランプリ(出場資格・特徴)
吉本興業が主催するピン芸人限定のコンクールです。
開催年 :2002年
優勝賞金:500万円
主な出場資格・特徴
ピン芸人の日本一決定戦
ネタのジャンルは自由
歴代優勝者(2020年以降)
2024年:街裏ピンク(トゥインクル・コーポレーション)
2023年:田津原理音(吉本興業)
2022年:お見送り芸人しんいち(グレープカンパニー)
2021年:ゆりやんレトリィバァ(吉本興業)
2020年:野田クリスタル(マヂカルラブリー)
R-1グランプリ(ファイナリストと結果)
2025年の優勝は、友田オレさんです!
引用:R-1グランプリ X
決勝進出者の順位は次のようになりました。
・2位:ハギノリザードマン(フリー)
・3位:田津原理音(吉本興業)
・4位:ルシファー吉岡(マセキ芸能社)
・5位:チャンス大城(吉本興業)
・6位:マツモトクラブ(SMA)
・7位:吉住(プロダクション人力舎)
・8位:さや香新山(吉本興業)
・9位:ヒロ・オクムラ(SMA)
詳細については公式サイトをご覧ください。
THE SECOND
THE SECOND(出場資格・特徴)
M-1グランプリの出場資格を失ったベテラン漫才師のための大会です。
「セカンドチャンス」というコンセプトで立ち上げられています。
開催年 :2023年
優勝賞金:1,000万円
主な出場資格・特徴
結成16年以上、全国ネットの主要漫才賞レースで優勝歴がないコンビ限定
ベテラン漫才師のための大会
アマチュア・即席ユニットは出場できない
ネタの持ち時間は6分
審査
とてもおもしろかった:3点
面白かった :2点
面白くなかった :1点
歴代優勝者(2020年以降)
2024年:ガクテンソク(吉本興業)
2023年:ギャロップ(吉本興業)
THE SECOND(ファイナリスト・結果)
グランプリファイナルのメンバーは、次の8組です。
・モンスターエンジン(太田プロダクション)
・マシンガンズ(吉本興業)
・はりけ~んず(吉本興業)
・囲碁将棋(吉本興業)
・吉田たち(吉本興業)
・金属バット(吉本興業)
・ザ・ぼんち(吉本興業)
2025年の優勝は、ツートライブです!
引用:ツートライブたかのり X
決勝進出者の順位は次のようになりました。
囲碁将棋を押す声が多かったなか、ツートライブの優勝となりました。
・準優勝 :囲碁将棋(吉本興業)
・ベスト4:金属バット(吉本興業)
・ベスト8:はりけ~んず(吉本興業)
・ベスト8:ザ・ぼんち(吉本興業)
・ベスト8:吉田たち(吉本興業)
・ベスト8:モンスターエンジン(吉本興業)
・ベスト8:マシンガンズ(太田プロダクション)
決勝戦でツートライブと囲碁将棋が対戦し、ツートライブが287点、囲碁将棋が279点で、8点差でツートライブが勝利しました。
会場審査員の2名が、囲碁将棋に1点(面白くなかった)をつけて話題となりました。
詳細については公式サイトをご覧ください。
UNDER5 AWARD
UNDER5 AWARD(出場資格・特徴)
吉本興業が主催する芸歴5年以内の芸人を対象としたお笑いコンクールです。
開催年 :2021年
優勝賞金:100万円
司会 :ニューヨーク
審査員:石田明、石崎う大、長田庄平、佐久間一行、哲夫、塙宣之、野田クリスタル
主な出場資格・特徴
フリー・アマチュアを含め、芸歴5年以内の芸人
ピン、コンビ、トリオ問わず
漫才、漫談、コントなどネタのスタイルも自由
歴代優勝者(2020年以降)
2024年:清川雄司(吉本興業)
2023年:金魚番長(吉本興業)
UNDER5 AWARD(ファイナリスト・結果)
決勝進出は、次の8組です。
・兄弟(吉本興業)
・シカノシンプ(吉本興業)
・釈迦虎(吉本興業)
・生姜猫(吉本興業)
・例えば炎(吉本興業)
・伝書鳩(吉本興業)
・ぺ(吉本興業)
・無尽蔵(サンミュージックプロダクション)
「あなたとネ」が、アマチュア(大学生)で優勝です!
引用:あなたとネ いしはら X
いしはらさんが、次のようにコメントしていました。
ありがとうございます!!!!!
プロなります!!!!!!!
決勝進出者の最終決戦の順位は次のようになりました。他は、決勝戦敗退です。
・準優勝:兄弟(吉本興業)
・3位 :シカノシンプ(吉本興業)
審査員7人の7票中、あなたとネが4票、兄弟が0票、シカノシンブが3票という結果でした。
あなたとネがアマチュアとして初めて決勝に進出し、アマチュアの芸人が優勝を果たしたのも大会史上初ということです。
詳細については公式サイトをご覧ください。
ツギクル芸人グランプリ
ツギクル芸人グランプリ(出場資格・特徴)
一般社団法人日本音楽事業者協会とフジテレビが主催している日本のお笑いコンテスト。
開催年 :2019年
優勝賞金:100万円
MC:爆笑問題
主な出場資格・特徴
「地上波のプライムタイムの番組レギュラーを持っていない芸人」を対象。
予選上位15組が決勝戦に進出する。
歴代優勝者(2020年以降)
2024年:えびしゃ(ワタナベエンターテインメント)
2023年:ナイチンゲールダンス(吉本興業)
2022年:ストレッチーズ(太田プロダクション)
2021年:金の国(ワタナベエンターテインメント)
2020年:ザ・マミィ(プロダクション人力舎)
ツギクル芸人グランプリ(ファイナリスト・結果)
2025年6月28日(土)13:30~16:00 フジテレビ系で生放送(一部放送されない地域もあります。)
MCは爆笑問題です。
2025年(第6回)の優勝は、豆鉄砲です!
決勝進出者の順位は次のようになりました。
・優勝:豆鉄砲(ワタナベエンターテインメント)
・2位:スタミナパン(SMA NEET Project)
・3位:さすらいラビー(太田プロダクション)
ファーストステージ
・ネコニスズ(タイタン)
・ツンツクツン万博(グレープカンパニー)
・ヒガ2000(サンミュージックプロダクション)
・さんだる(ホリプロコム)
・サルベース(ホリプロコム)
・二代目ちくわぶ(松竹芸能)
・徳原旅行(マセキ芸能社)
・ぎょねこ(ワタナベエンターテインメント)
・レインマンズ(グレープカンパニー)
・群青団地(太田プロダクション)
・めぞん(吉本興業)
・金澤TKCファクトリー(ホリプロコム)
ファイナルステージでは、審査員の11票中、豆鉄砲が4票、スタミナパンが3票、さすらいラビーが3票と僅差で、豆鉄砲が優勝しています。
詳細については公式サイトをご覧ください。
ABCお笑いグランプリ
ABCお笑いグランプリ(出場資格・特徴)
朝日放送テレビ(ABCテレビ)が主催するデビュー10年以内を対象としたお笑いコンクールです。
開催年 :2012年
優勝賞金:100万円
ABEMA賞:賞金5万円
MC:山里亮太、本田望結
審査員:山内健司、ユースケ、陣内智則、岩崎う大、野田クリスタル、駒場孝、秋山寛貴
主な出場資格・特徴
ジャンルは不問
デビュー10年以内
歴代優勝者(2020年以降)
2024年:令和ロマン(吉本興業)
2023年:ダブルヒガシ(吉本興業)
2022年:カベポスター(吉本興業)
2021年:オズワルド(吉本興業)
2020年:ユウテイ(吉本興業)
ABCお笑いグランプリ(ファイナリスト・結果)
ファイナリストは以下の12組です。
・家族チャーハン(吉本興業)
・センチネル(太田プロダクション)
・天才ピアニスト(吉本興業)
・Gパンパンダ(ワタナベエンターテインメント)
・ザ・マミィ(プロダクション人力舎)
・エバース(吉本興業)
・金魚番長(吉本興業)
・ソマオ・ミートボール(吉本興業)
・フースーヤ(吉本興業)
・かが屋(マセキ芸能社)
・ハマノとヘンミ(太田プロダクション)
吉本興業が7組、太田プロダクションが2組、ワタナベエンターテインメントが1組、プロダクション人力舎が1組、マセキ芸能社が1組となっています。
2025年(第46回)の優勝は、エバースです!
決勝進出者の順位は次のようになりました。他は、1st 敗退です。
・2位:家族チャーハン(吉本興業)
・3位:かが屋(マセキ芸能社)
・ABEMA賞:金魚番長(吉本興業)
放送は、2025年6月29日(日)午後2時30分~、ABEMAで完全無料ライブを配信。
詳細については公式サイトをご覧ください。
ダブルインパクト
ダブルインパクト(出場資格・特徴)
「ダブルインパクト漫才&コント 二刀流 No.1 決定戦」は、2025年に新たに始まった、漫才とコントの二刀流の頂点を決める賞レースです。
開催年 :2025年
優勝賞金:1,000万円
MC:かまいたち(山内健司、濱家隆一)
主な出場資格・特徴
プロアマ問わず・芸歴制限なし
ルール
漫才とコントを1本ずつ行う(時間4分)
審査員5名が、それぞれ100点満点で評価する
結果
漫才とコントの合計点で競う
ダブルインパクト(ファイナリスト・結果)
ファイナリストの7組です。
・スタミナパン(SMA NEET Project)
・セルライトスパ(吉本興業)
・ななまがり(吉本興業)
・ニッポンの社長(吉本興業)
・かもめんたる(サンミュージックプロダクション)
・コットン(吉本興業)
吉本興業が5組、サンミュージックプロダクションが1組、SMA NEET Projectが1組となっています。
7月21日(月)日本テレビ系で19時から3時間生放送!
新たにスタートする漫才とコントの二刀流の頂点を決める賞レース「ダブルインパクト 漫才&コント 二刀流 No.1 決定戦 2025」が、7月21日(月曜夜、日本テレビ系)に3時間の生放送で開催されます。 この記事では、[…]
詳細については公式サイトをご覧ください。
キングオブコント
キングオブコント(出場資格・特徴)
TBSテレビが主催・運営するコントのコンテスト大会です。
開催年 :2008年
優勝賞金:1,000万円
主な出場資格・特徴
日本一のコント師を決める大会
ベテランも出場可能
歴代優勝者(2020年以降)
2024年:ラプレターズ(ASH&Dコーポレーション)
2023年:サルゴリラ(吉本興業)
2022年:ビスケットブラザーズ(吉本興業)
2021年:空気階段(吉本興業)
2020年:ジャルジャル(吉本興業)
THE W
THE W(出場資格・特徴)
吉本興業と日本テレビが主催・運営する女性お笑い芸人を対象とした日本のお笑いコンテスト。
大会名の「W」は「WOMAN(女性)」と「WARAI(笑い)」のそれぞれの頭文字を意味しています。
開催年 :2017年
優勝賞金:1,000万円
主な出場資格・特徴
プロアマ不問、所属事務所・芸歴・人数・芸種・芸風も制限はない
歴代優勝者(2020年以降)
2024年:にぼしいわし(フリー)
2023年:紅しょうが(吉本興業)
2022年:天才ピアニスト(吉本興業)
2021年:オダウエダ(吉本興業)
2020年:吉住(プロダクション人力舎)
詳細については公式サイトをご覧ください。
M-1グランプリ
M-1グランプリ(出場資格・特徴)
吉本興業と朝日放送テレビが創設した若手漫才師たちを対象とした大会。
漫才の頂点を決める大会で、敗者復活戦や有名芸人による審査、年末の一大イベントとなっています。
開催年 :2001年
優勝賞金:1,000万円
主な出場資格・特徴
日本一の漫才師を決める大会で、敗者復活枠や有名芸人による審査が特徴
出場資格が「結成10年未満」から「結成15年以内」に拡大されました。
2010年に一旦終了しましたが、2015年に復活しています。
歴代優勝者(2020年以降)
2024年:令和ロマン(吉本興業)
2023年:令和ロマン(吉本興業)
2022年:ウエストランド(タイタン)
2021年:錦鯉(SMA)
2020年:マヂカルラブリー(吉本興業)
吉本興業は「10年の節目をもって発展的解消することが次に繋がる」と説明している。
島田紳助さんは「10年で終わらせないと盛り下がっていく」と語っている。
詳細については公式サイトをご覧ください。
お笑い賞レーススケジュールまとめ
お笑い賞レースの2025年の年間スジュールを紹介しました。
これらは賞レースのごく一部に過ぎません。2025年もお笑い賞レースは内容盛りだくさん。
1月の上方漫才協会大賞から12月のM-1グランプリまで、漫才、コント、ピン芸多彩な大会が全国各地で開催されています。
若手からベテランまで、芸人たちの熱い戦いを1年を通して存分に楽しむことができます!