早川惺さんのご両親はどんな方?17歳で司法試験合格のリアルモンスター

早川惺さんのご両親はどんな方?17歳で司法試験合格のリアルモンスター

史上最年少の17歳で司法試験に合格した、筑波大学附属駒場高等学校2年の早川惺(しょう)さんが話題となっています。

司法試験の受験資格を得るための予備試験は合格率が約3〜4%と非常に厳しいとされており、司法試験自体の合格率は約30〜40%と言われています。

早川惺さんは、史上最年少で司法試験に合格した17歳の若者です。

彼を育てたご両親はどのような方々なのでしょうか。また、司法試験に合格するまでの経緯や勉強法についても調査いたしましたので、ぜひご覧ください。

早川惺さんのご両親はどんな方?

最年少の17歳で司法試験に合格した早川惺さんを育てたご両親はどのような方々なのでしょうか

早川惺さんは対談の中で、「両親は弁護士ではなく、法律にも詳しくない。」と話しています。

一般の方なので詳細について公開されることはないでしょう。

司法試験を受けることを報告した時のご両親のことを次のように話しています。

「好きなことをやればいいけど、やったことには責任を持ちなさい、と言われてきました。これは中学受験の時も同じで、中学受験をしたいと言い出したのも僕でしたし、司法試験、予備試験を受けると決めた時も、受けたいなら受ければいいと。ただ、中途半端に投げ出したりせずに、覚悟を持ってやりなさいって言われて。だからこそ自分ごととして捉えることができた。自分が好きで自分がやりたくて、これに魅力を感じてやってるんだって思えたので、それは本当にありがたかったです」

引用:カンテレ

「好きなことをやればいいけど、やったことには責任を持ちなさい、と言われてきました。」

この言葉、親は子どもの主体性を尊重し子供が決めた道を全力で応援する。これが大切だと感じます。

早川惺さんがご両親から言われて心に残っている言葉も次のように語っています。

ここでうまくいかなかったからといって、将来どうにかなるわけではないし、未来が決まるわけではまったくないから、思いきってやってこいと、言葉をもらいました。それは、どんなチャレンジをするときも、ずっと言われてきたことでしたね。

引用:カンテレ

すごく勇気をもらえる言葉ですね。

親は子供に細かく指導するのではなく、大切な言葉だけを伝えて、あとは子供を信じて見守る姿勢が大切なんだと感じます。

司法試験に合格した時のお父様からの言葉です。

家族も友人も「おめでとう!」と喜んでくれました。ただ、家族は「まだ受かっただけだからね」と。「入口に立っただけだから、ここから先の方がずっと大事だから」と言われました。それは、本当にその通りだなと思っています。

引用:カンテレ

司法試験がゴールではなく出発点である、と伝えるのは大切ですね。

合格発表の日は代休で、ご両親と一緒に法務省に見に行ったそうです。

お言葉から推測するに、お父様は高学歴で、起業家または大学教授のような、特別な経歴をお持ちの方のような気がします。

お母様に関するコメントはありませんが、ご両親で代休をとって司法試験の合格発表を見に行っていることから、息子さんの司法試験合格を応援していたのでしょう。

適切な言葉がけで支えているご両親の愛情を感じます。

早川惺さんが司法試験に合格するまで

名前:早川惺(はやかわ しょう)
年齢:17歳(高校2年生)
出身:東京都
高校:筑波大学付属駒場高校
   公民の授業が好き
塾 :伊藤塾オンライン講義

アニメやドラマも好きでテレビもよく見る

早川惺さんが司法試験を受けるにいたるまでの経緯を時系列に見ていきます。

筑波大学附属駒場中学校に入学

中学受験後、将来何になりたいか明確な目標がなかった。

学校の友人たちは化学で賞を総ナメにしていたり、プログラミングの分野で世界的に活躍していた。

中学校3年生になり、早川惺さんは夢中になれるものがなく、将来何をやりたいんだろうと思い悩むようになった。

 
友達みたいに自分も夢中になれるものを見つけたいと思ったんだね。

公民の授業が好きなことに気付

公民の授業がめちゃくちゃ好きなことに気付いた。

日常的な題材をもとにした討論形式の授業にかじりついた。

「もしかしたら、これなら夢中になってやれるんじゃないか、将来やりたいことにつながるかもしれない」と思った。

クリスマスプレゼントは六法全書

クリスマスプレゼントに六法全書を両親にお願いして勉強を始めた。

 
クリスマスプレゼントに六法全書なんてすごすぎ!

勉強を始めてみたら面白くて、社会の仕組みや法の仕組みを勉強すればするほど、もっと知りたいっていう、スパイラルに入っていった。

伊藤塾のオンライン講義を受ける

中学3年の2月から、司法試験には年齢制限がないので、受験資格を得るための『予備試験』を目指してみようと思い「伊藤塾」のオンライン講義受講を開始した。

公式サイト:伊藤塾

司法試験の予備試験に合格

高校1年生の夏、予備試験に合格(塾に通って約半年)。

勉強を始めて半年で予備試験に合格するのは伊藤塾の先生もすごいことだと話しています。

司法試験を受験し合格

高校2年生の7月、司法試験を受験し、11月に司法試験合格。

司法試験日:2024年7月10日(水)~7月14日(日)
合格発表日:2024年11月6日(水)

司法試験の受験資格には次の条件があるようです。

受験資格取得後は5年以内・5回以内に司法試験に合格する必要があり、失効すると再度条件を満たす必要がある。

・法科大学院過程修了
・法科大学在学中に所定の条件を満たしたもの(2023年より)
・予備試験合格者

伊藤塾によると、「法科大学院修了者よりも予備試験合格者の方が司法試験の合格率が高いというデータが出ています。」ということです。

早川惺さんの勉強法

平日は、学校から帰宅すると伊藤塾のオンライン講義を午後10時、11時まで受け、休日は、6、7時間は少なくとも勉強していたそうです。

好きだったから続けられていたと語っています。

興味が原動力だったので、効率的に計画的に勉強をすすめるぞというよりは、わからないところとか、つまずいたところがあったら、徹底的に突き詰めて理解できるまで取り組むというやり方です。
直前期は、限界まで頑張って、午前7時には起きて、午後11時まで1度も休まずに勉強するとか、休憩はご飯とお風呂だけみたいな感じでした。

勉強を進める上で、一番意識していたのは、“暗記をするのは最終手段”ということです。もちろん、司法試験は覚えることが膨大にあるのですが、ただ丸暗記するのではなくて、こことここは共通点があるなとか紐づけられることが多いので、暗記ではなく、体系的に理解するということに、重きを置いてました。それがよかったんじゃないかなと思います。

引用:カンテレ

「暗記は最終手段である」と言えるのは、相当量の勉強時間を積んでいるからこそ可能なことだと思います。

好きなことに対して目標を持ち、それに集中して勉強できるのは、実に羨ましいことです。

早川惺さんの目指す弁護士

ドラマ『モンスター』の番組プロデューサーの加藤さんと対談しています。

ドラマ『モンスター』の主人公の神波亮子は、高校3年生で司法試験に合格したモンスター弁護士という設定です。

今回、早川惺さんは、高校2年生で司法試験に合格したということで、さらに上回るリアルモンスターと言えます。

早川惺さんは、将来は「日本のクリエーターを守る弁護士になりたい」と語っています。

「生成AIで、これまで大人数で取り組んでいたことを、少人数で作ることも出てくるでしょうし、すでに生成AIで権利が侵害されている事例もあると聞くので、今が節目というか、重要な局面にあるのかなと思うんです」

 「日本のコンテンツ産業にとって大きな飛躍のチャンスでもあると思うんですけど、逆に言えば、著作権とか法的な整備が整わず、そのチャンスや成長が阻まれてしまうこともまた同様にあると思います。だからこそ法律の知識や法整備がめちゃくちゃ大事だと感じていて、日本企業や日本のコンテンツビジネスに携わるクリエイターたちを法的にサポートしたりとか、法整備に携わったり、日本のコンテンツビジネスが世界で活躍するための助けになれればというか、陰ながらサポートしたいなって思っています」

引用:カンテレ

インターネットの法規制が進み、良いものと悪いものがはっきりと区別されるようになれば、コンテンツ制作者にとっても公平で取り組みやすい環境が整うかもしれません。

早川惺さんの進学先は東京大学か?

早川惺さんが進学する大学はどこでしょうか?

既に司法試験に合格しているため、多くの選択肢があるでしょう。

筑波大学付属駒場高校からは多くの生徒が東京大学に進学するとされていますが、早川さんが国内の大学を選ぶか、海外の大学を選ぶかは不明です。

司法試験を短期間で合格した彼の学力からすると、どの大学にも合格できる可能性があります。

早川惺さんの司法試験合格にSNSの反応

史上最年少の17歳で司法試験に合格した早川惺さんには、驚きの声がたくさんありました。

早川惺さんが司法試験に合格した背景には、ご両親の子供の自主性を尊重する姿勢と、適切な声掛けや愛情があると感じます。

早川惺さんのように勉強することが楽しいと思えるような分野を見つけて、その目標に向かって頑張れば誰でも夢は叶う、そんな気がしました。

最後までご覧いただきありがとうございました!